恋のチャプターA to Z
ゆらゆら帝国 / ミーのカー (1999)
ハードにドライヴするロックンロール・サウンドに乗って、「俺はもうだめだ」とゆうサビを歌ってしまう『ズックにロック』の痛快さ。
「スピーカーよ壊れよ」とばかりにレベルを振り切ったファズ・ギターが暴れる『午前3時のファズ・ギター』。
見てはいけないものを見てしまったような背徳感漂う『人間やめときな'99』。
25分に及ぶサイケデリアを展開するタイトル曲『ミーのカー』・・・と、売れることに背を向けているような曲が並ぶようで実はキャッチーさも併せ持つこのアルバムが出たのはもう10年以上前のこと。
この時点で日本語にこだわるギター・ロックとしてのゆらゆら帝国は既に完成しているようにも感じる。
ここからさらに作品ごとに、さらに実験的だったりポップだったり、新たなトライアルを課してきたとゆうことか。
この作品までのゆらゆら帝国の音を聴いていると、昭和40年代の恐怖漫画を読んでいるような怖さと湿度を感じる。怖いような懐かしいような感覚。
木造平屋建ての家、仏壇が置いてあった薄暗い部屋のことなども思い出してしまう。
坂本慎太郎氏のギター・サウンド、おそらくほとんど、もしくは全部をSGのみで通していると思うが、繊細なアルペジオからソリッドなカッティング、轟音のファズまで、素晴らしく官能的に鳴っている。
・・・と、いうことで(全然、ということになっていないが)、なんと本日3月31日付で、オフィシャルHPのコメントをもって解散してしまった。
なんともあっけない最後だが、彼ららしいといえばらしいのか・・・

ハードにドライヴするロックンロール・サウンドに乗って、「俺はもうだめだ」とゆうサビを歌ってしまう『ズックにロック』の痛快さ。
「スピーカーよ壊れよ」とばかりにレベルを振り切ったファズ・ギターが暴れる『午前3時のファズ・ギター』。
見てはいけないものを見てしまったような背徳感漂う『人間やめときな'99』。
25分に及ぶサイケデリアを展開するタイトル曲『ミーのカー』・・・と、売れることに背を向けているような曲が並ぶようで実はキャッチーさも併せ持つこのアルバムが出たのはもう10年以上前のこと。
この時点で日本語にこだわるギター・ロックとしてのゆらゆら帝国は既に完成しているようにも感じる。
ここからさらに作品ごとに、さらに実験的だったりポップだったり、新たなトライアルを課してきたとゆうことか。
この作品までのゆらゆら帝国の音を聴いていると、昭和40年代の恐怖漫画を読んでいるような怖さと湿度を感じる。怖いような懐かしいような感覚。
木造平屋建ての家、仏壇が置いてあった薄暗い部屋のことなども思い出してしまう。
坂本慎太郎氏のギター・サウンド、おそらくほとんど、もしくは全部をSGのみで通していると思うが、繊細なアルペジオからソリッドなカッティング、轟音のファズまで、素晴らしく官能的に鳴っている。
・・・と、いうことで(全然、ということになっていないが)、なんと本日3月31日付で、オフィシャルHPのコメントをもって解散してしまった。
なんともあっけない最後だが、彼ららしいといえばらしいのか・・・
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| 音楽 | 21:00 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑
>あましんさん
残念です。しかし彼らに「もうやりつくしたから解散」と言われると、「ああ・・・そうか」と納得するしかないですね。
そんなスタンスのバンドだった気がします。
| ジェフ・ゴールドスミス | 2010/04/01 12:58 | URL | ≫ EDIT