トミー、聞こえるかい

劇場版ガンダムのリバイバル上映鑑賞に始まった今夏の「自分ガンダム祭り」は、先日のEXPOとお台場ガンダムで締めのつもりだったのだが、どうしても気になって、八王子市夢美術館まで「大河原邦男のメカデザイン」を観に行った。
「ガッチャマン」から始まって、「ヤッターマン」などのギャグメカ路線、「ザンボット3」などのスーパーロボット、「ガンダム」などのリアルロボット路線。
ガンダムに限らず、自分が小さい頃から観ていた多くのアニメに大河原メカが出ていた。
設定画や、ポスター、雑誌掲載、ソフトのパッケージアートなどの原画が並ぶ。そしてやはり「ガンダム」から「ダグラム」を経て「ボトムズ」に至るリアル路線の3つは圧巻だった。
ボトムズのコーナーで気になるキャプションを発見。
「ダグラムの全高10mという設定だと、演出が難しいというアニメーターの声を受けて、人物との対比がやりやすい4mというスコープドッグの設定が決まった」というような趣旨のことが書いてあったのだが、それを読んで先日のお台場ガンダムで感じた疑問が晴れた。
立体物として全高18mのガンダムを見て「デカイけどありそう!」と大きさのリアルを感じ、「じゃあ10m弱のダグラムだと頭がガンダムの腰ちょい上あたりか?」と、想像してみたがどうもイメージがしっくり来なかった。それだと小さすぎるのである。
劇中のイメージだと、コンバットアーマーはもっと大きい印象であった。
ダグラムのプラモデルはちゃんと1/72、1/48スケールのパイロットがコックピットに搭乗しているので、設定上の考証はだいたい正しいはずなのにどうも違う。
設定と動いている画の大きさの印象がちぐはぐだったのだ。
当時画期的だった全高18mというガンダムのリアル。さらにそれを推し進めてダウンサイジングしたダグラムだったが、10mという大きさはちょっとビミョーだったのね・・・
スポンサーサイト
| 旧ブログ記事 | 18:01 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑