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何故か佳境スタートの自治会長日記、その続きだ。

なんかもうムチャクチャで。役員拒否したバアさん、連絡を持ってきた人によると体調が悪いということで、俺は「不在のうちにくじ引きで当たった役職になるのは困るだろう」と思ったんだ。だから集会所に来ている新旧役員をちょっと待たせて、家まで意思確認しようと出向いたんだ。そしたら体調悪そうに出てきて、「もうこんな高齢だから出来ません」って、高齢だから出来ないのと体調悪いので、一瞬言い分がもっともらしく聞こえるんだけど、今日体調が悪いのと、これからずっと役員の勤めが出来ない身体だってのがごっちゃになってるんだよ。それを役員会当日に、しかもこっしが家に押しかけてから言うんだから、まあそういうことなんだよ。バアさんよりさらに年上のジイさんは今年度の役員やってたし。そんなことを引き合いに出してちょっと押し問答したけど、らちがあきそうもないので、集会所に弾き返した。

集会所戻った俺は、２択の提案をした。今いる人数で埋まるポストを先に決めてしまうか、日を改めて一から仕切り直すか。そして多数決で、来月に再度引き継ぎの役員会を開くことになったのである。俺は数日間、夜も寝ずに、代わりに昼寝をして作った12月までの収支報告、来年度の事業計画書、諸々の改善案や引き継ぎ資料を、一行も読まないまま役員会の閉会を宣言した。

2014年度の役員会も１人もめた（つまり、今年もごねてるやつ）けど、それ以外はすんなり決まったから今思えばまともだったんだな。もし2015年度に、順番通りのメンバーを引きずりだして役員会をスタートさせても、拒否の意思があった物が3人もいて、ちゃんと機能するのだろうか…