ジェフ・ゴールドスミス日記

ファッションとグルメ以外のこと。

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ツインテールはもうしない

The Willard / Pandora's (2012)



と、いうわけで昨日行ったウイラードのライヴ、その会場で限定販売された新曲のシングル『Pandora's』です。ちなみに昨日のライヴでお披露目はされませんでした。

2曲収録で、カップリングはカヴァーではなく、2曲ともオリジナルの新曲です。タイトル曲、『Pandora's』は、アッテンポで軽やかにドライヴする8ビート・ナンバー。曲中、リズムやメロディーに漂う風通しの良さは、2006年発表アルバム『My Sweet Journey』から引き継がれていますね。詩の世界観は『カモメのジョナサン』と、ケルアックですね。どちらもヒッピー文化と関係の深い文学。ジャケット画にもカモメが飛んでいますし、曲の冒頭、波の音とカモメの鳴き声が、今回ウイラードの描く世界への入り口となっています。

そして、特徴的なのは、今まで使っていなかったようなヴォーカルの高音。カモメのジョナサンが飛ぶことに目覚めて、訓練を繰り返したときを思わせる、限界に挑むような高音を今回、JUNが繰り出していて驚きます。曲の各パーツ、パーツの構成が、「Aメロで引き付けて、Bメロで一度落として、サビでジャンプする」ような作りではなく、全体がサビのバリエーション的なフレーズで転がっていくので、メロディがどんどん頭に刷り込まれていきます。


 

カップリングの『Pink Deville』は、ピンクのキャデラックで街を流すミディアム・ナンバー。アメリカ西海岸の夜風が吹いてきそうな雰囲気がいい感じです。…って、アメリカ西海岸なんて行ったことねーよバカヤロウ!パスポート持ってねえんだよ!

はっ…ごめんなさい。この曲でウイラードは、『Pandora's』の飛ぶような爽快感とは趣を変え、大排気量のアメ車でドロロロロンと走っているような横ノリでキメています。

今回は2曲収録のシングルなので、ショート・トリップといったところですが、ウイラードの音楽って、小説なんですよね。リスナーは楽曲ごとにJUNが描く世界を小旅行。長編小説を読むようにアルバムの世界に浸り、ライヴ、メンバー・チェンジや活動環境の変化を含めた大河小説の中を皆で旅して、今年がその物語の30年目となっているわけです。

昨日、会場で配布された『Trick or Treat』に掲載されているJUNの言葉から察するに、前作との関係、繋がりを踏まえ、この2曲で次のフル・アルバムの方向性を予想するのは時期尚早といったところでしょうか。どちらにしても『Pandora's』は、30周年記念の今年、アルバム発売に向けた下半期半年のスタートを切るに相応しい新曲でした。マル。





ゴールデン☆ベストゴールデン☆ベスト
(2012/07/18)
THE WILLARD

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