ジェフ・ゴールドスミス日記

ファッションとグルメ以外のこと。

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だって あーりんなんだもーん☆

U.K. / デンジャー・マネー (1979)
U.K. / Danger Money
 

このジャケットには、「インフルエンザを予防するには、よくうがい、手洗いをしましょう」というメッセージが込められている。というのはたぶん嘘だが、こんな話を思い出した。CD屋でバイトしてたときに、けっこう音楽全般に詳しいけど、プログレは分らないというケンイチロウが、輸入Tシャツの注文書に載っていたピンク・フロイド『炎』のジャケをあしらったTシャツを見て、「何だよこれ?人が握手してるだけじゃん!」と言った。俺はすかさず、「違うよ!こーいうアルバムのジャケなんだよ!」と教えたが、プログレの意味深気って、そんなもんなのかもね。そういえば、この『デンジャー・マネー』も『炎』も、ヒプノシスのデザインだ。

そんなプチ・エピソードを挟みつつ、今日の本題。プログレを聴く度に、強く思っていた…ワケじゃなくて、頭の片隅で漠然と感じていただけなんだけど、俺、けっこうジョン・ウェットンの声って好きかも。あの、愛嬌のないというか…うまい褒め言葉の表現が見つからないけど。キング・クリムゾンの『レッド』とか、あの硬質な音と、荒涼とした世界観にマッチしてると思うし。あ、表題曲の『レッド』は、インストだった。

順番で言うとU.K.の活動は、そのプログレ断末魔のような『レッド』より後になるワケで、ということはだ、ロックが内省、自己批判を繰り返していた季節はすでに終わっていた。なので、時代的にはU.K.って、「バカテクを駆使して複雑な曲を演奏する、プログレっぽい産業ロック」になってもおかしくない。でも、ジョン・ウェットンの歌が、音楽にザラついた感触というか、緊張感を与えているので、パンクの時代にもなんとか“生きたプログレ”として鳴っているんだと思う。





…と、お忙しい中、また雨でお足元の悪い中、ここまで読んでくれた賢明な読者諸君は「じゃあ、エイジアはどうなんだよ?同じジョン・ウェットンが歌ってるぞ?」というツッコミを入れたいことと思う。

その問いについては、「あ、そっか。テヘっ!!」と返すしかないのである。






Danger MoneyDanger Money
(2009/08/11)
UK

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