オール・オア・ナッシング・アット・オール
ももいろクローバーZ / バトル アンド ロマンス (2011)
このアルバムは凄かった。
何が凄かったのだろう?そうだ、パーツ差し替えなしで完全変形再現でフル・ハッチ・オープンも再現、モノアイ発光で立て膝ポーズも可能って感じで凄い。
とりあえず、今年にメンバーがひとり脱退して“ももいろクローバー”から“ももいろクローバーZ”になったというところまでは把握した。脱退したのは誰か?それは分らない。否、きょうび、そんなことはググれば分るじゃないか。では、きょうび、“知っている”と“知らない”の境界線は何処にあるのか?ググれば何でも知っていることになるじゃないか。おっと、話が逸れた。
脱退したのは速見あかりさんでした。
で、何が凄いのか考えてみた。ギミック満載でそれがバキンバキンと連打でキマっていく小気味よさがある。小気味よさというかもっと力技でねじ伏せられるような恐ろしいパワーだ。
万華鏡の模様が変るようにヴォーカルが次々と入れ替わるタイミングとか、ラップ・パートの入り方とか、そのラップのギリギリ感とか、リスナーのアドレナリン分泌を促すような見事なつくりだ。
そんな凄さの中核を担っているのは前山田健一という人のようだ。この人は、どうもAKB48における秋元康のような、総合的なプロデューサーではない。作曲家として参加している何人かのうちのひとりで、割合的に多く楽曲を提供しているという状況らしい。で、いいのかな?合ってる?
そんでもってこの人はAKB48方面にも曲を提供しているのか。うむむ。あ、あと、AKBも、ももいろクローバZもキングレコード所属じゃないか。ガンズ・アンド・ローゼズとニルヴァーナかよ。それはゲフィン・レコードだ。
他には作曲陣の中に、オーケンのバンド“特撮”のNARASAKIもいた。NARASAKIの曲は、なんかエイジアン・ダブ・ファウンデイションみたいだったな。
前山田健一の「アタリ・ティーンエイジ・ライオットかっ!」っていうぐらいのハードコアなデジタル・サウンドを中心に、ほとんど全曲がドーピング的にハイテンションなので、アルバム1枚通して聴くにはそうとうの体力を必要とする。これはエマーソン・レイク&パーマーの『タルカス』並みにドッと疲れる。このテンションで10年20年やっていくというのは無理な話なんだけど、とりあえず今この瞬間、このアルバムから発せられるパワーは凄い。
俺はアイドルに関しての情報量が圧倒適に不足しているので他と比べることができないが、たぶん今、彼女らはグループとしてすっげーノッているし2011年を駆け抜けているアイドルの姿としてはすっげー正しいのだと思う。
あと、何が凄いのかといえば、ほぼ予備知識なしにさっきこのアルバムをレンタルしてきて、アルバムを初めて聴きながら、再生トータル・タイムとほぼイコールの時間でこの記事を書き上げた俺も凄い。

このアルバムは凄かった。
何が凄かったのだろう?そうだ、パーツ差し替えなしで完全変形再現でフル・ハッチ・オープンも再現、モノアイ発光で立て膝ポーズも可能って感じで凄い。
とりあえず、今年にメンバーがひとり脱退して“ももいろクローバー”から“ももいろクローバーZ”になったというところまでは把握した。脱退したのは誰か?それは分らない。否、きょうび、そんなことはググれば分るじゃないか。では、きょうび、“知っている”と“知らない”の境界線は何処にあるのか?ググれば何でも知っていることになるじゃないか。おっと、話が逸れた。
脱退したのは速見あかりさんでした。
で、何が凄いのか考えてみた。ギミック満載でそれがバキンバキンと連打でキマっていく小気味よさがある。小気味よさというかもっと力技でねじ伏せられるような恐ろしいパワーだ。
万華鏡の模様が変るようにヴォーカルが次々と入れ替わるタイミングとか、ラップ・パートの入り方とか、そのラップのギリギリ感とか、リスナーのアドレナリン分泌を促すような見事なつくりだ。
そんな凄さの中核を担っているのは前山田健一という人のようだ。この人は、どうもAKB48における秋元康のような、総合的なプロデューサーではない。作曲家として参加している何人かのうちのひとりで、割合的に多く楽曲を提供しているという状況らしい。で、いいのかな?合ってる?
そんでもってこの人はAKB48方面にも曲を提供しているのか。うむむ。あ、あと、AKBも、ももいろクローバZもキングレコード所属じゃないか。ガンズ・アンド・ローゼズとニルヴァーナかよ。それはゲフィン・レコードだ。
他には作曲陣の中に、オーケンのバンド“特撮”のNARASAKIもいた。NARASAKIの曲は、なんかエイジアン・ダブ・ファウンデイションみたいだったな。
前山田健一の「アタリ・ティーンエイジ・ライオットかっ!」っていうぐらいのハードコアなデジタル・サウンドを中心に、ほとんど全曲がドーピング的にハイテンションなので、アルバム1枚通して聴くにはそうとうの体力を必要とする。これはエマーソン・レイク&パーマーの『タルカス』並みにドッと疲れる。このテンションで10年20年やっていくというのは無理な話なんだけど、とりあえず今この瞬間、このアルバムから発せられるパワーは凄い。
俺はアイドルに関しての情報量が圧倒適に不足しているので他と比べることができないが、たぶん今、彼女らはグループとしてすっげーノッているし2011年を駆け抜けているアイドルの姿としてはすっげー正しいのだと思う。
あと、何が凄いのかといえば、ほぼ予備知識なしにさっきこのアルバムをレンタルしてきて、アルバムを初めて聴きながら、再生トータル・タイムとほぼイコールの時間でこの記事を書き上げた俺も凄い。
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| 音楽 | 22:57 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑